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結婚式で避けたい【忌み言葉一覧(言い換え例付)】をチェック | 招待状やスピーチの参考に

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結婚式やお葬式などの慶事や弔事では、避けたほうがよい言葉として「忌み言葉」や「重ね言葉」というものがあります。ここでは結婚式のスピーチや手紙、招待状のメッセージなどで避けたほうがよい言葉と、その言い換えを一覧でご紹介します。

「忌み言葉」や「重ね言葉」とは

忌み言葉

「忌み言葉(読み方:いみことば)」とは、結婚式や葬儀などの慶事・弔事の場面で、使用を控えたほうがよい言葉です。例えば「切れる」などの別れや不幸などマイナスなイメージを連想させる言葉は、お祝いの場にふさわしくないとして、忌み言葉とされています。

また同様に「くれぐれも」など同じ言葉を繰り返したり、同じ意味の言葉を重ねる「重ね言葉」も、再婚を連想させることから避けたほうがよいとされています。

そこで本記事では結婚式の場にふさわしくない忌み言葉や重ね言葉の一覧と、言い換えをご紹介。しっかりと相応しい表現をおさえて、おめでたい席をむかえましょう。



結婚式で避けたほうがよい言葉と言い換え一覧

結婚式では、忌み言葉を避けポジティブな表現に言い換えることが推奨されています。例えば、「終わる」や「切れる」といった忌み言葉を使用する代わりに、「結ぶ」や「ご縁が続く」といった前向きな言い回しがオススメ。忌み言葉をポジティブな表現に言い換えることで、結婚式のスピーチや挨拶がより好印象を与えるものになるでしょう。


■“別れ”を連想させる忌み言葉と言い換え
“別れ”を連想させる忌み言葉と言い換え

結婚式などの祝いの場では、“別れ”や“離別”を連想させる言葉は避けたほうが◎。例えば、「さようなら」や「別れる」などの直接的な表現はもちろん、「終わる」や「去る」といった間接的な表現もふさわしくないとされています。また、「離れる」や「破れる」といった言葉も、関係が壊れることを暗示するため不適切です。

“ふたりの別れ”を連想させる忌み言葉
別れ、離れる、切る、帰る、去る、出る、逃げる、消える、終わる、短い、捨てる、壊れる、破れる、途絶える、失う、分ける

“ふたりの関係性の悪化”を連想させる忌み言葉
冷める、飽きる、嫌う、耐える、裂ける、ほころびる、嫌い

“再婚”を連想させる忌み言葉
繰り返す、再び

言い換え例
忌み言葉言い換え例
冷めないうちに温かいうちに
スタートを切るスタートラインに立つ
切れることがないよう永遠に続きますよう
連絡が途絶える連絡をしない
地元を離れる一人暮らしを始める
終わることがないよう末永く続きますよう
終わるおひらきにする、結ぶ
壊れる変化する
再び今一度
再会久しぶりに会う
短いつかの間
嫌い得意ではない
去る出発する
去年昨年



■“不幸”や“不吉”を連想させる忌み言葉と言い換え
“不幸”や“不吉”を連想させる忌み言葉と言い換え

不幸や不吉を連想させる言葉や、マイナスな意味を持つ言葉の使用は避けましょう。例えば、「終わる」や「死」などの言葉は、終焉や死亡を連想させるため、不適切とされています。また、「忘れる」「忙しい」など“亡”の漢字が入っている言葉も、忌み言葉とされているのでご注意を。

さらに、「苦しい」や「悲しい」のような感情を表す言葉も、相手に暗いイメージを与えるためたほうがよいでしょう。

“不幸”や“不吉”を連想させる忌み言葉
亡くなる、忌み、死、逝く、弔う、滅びる、絶える、悪い、病む、流れる、倒れる、四(し)や九(く)、滅びる、災い、失敗

“マイナス”な意味を持つ言葉
忘れる、忙しい、苦しい、悲しい、無くす、欠ける、痛い、散る、枯れる、浅い、負ける、敗れる、崩れる、降る、戻る、返す、暗い

言い換え例
忌み言葉言い換え例
忙しいご多用
忘れない心にとめる
負けた勝てなかった
月日の流れ月日が経過する
四(し)・九(く)よっつ・ここのつ
笑顔が絶えない笑顔がいっぱいの


■重ね言葉一覧と言い換え
重ね言葉一覧と言い換え

重ね言葉とは、「しばしば」など同じ言葉を繰り返したり、「馬から落馬する」同じ意味の言葉を繰り返して使う表現のことです。結婚式などの祝い事においては、その“繰り返す”という行為が、「再婚」を連想させるため、重ね言葉は避けるべきとされています。日常的な会話でもよく使用されてるキーワードが多いので、ついつい使いがちですが、気を付けましょう。

重ね言葉一覧・言い換え例
重ね言葉言い換え例
くれぐれもどうか
重ね重ね心より
まだまだまだ
しばしばよく
たびたびまた
次々たくさん
わざわざありがたく
ますます一層
いよいよついに



■その他 :句読点の使用
結婚式の招待状の返信や祝電では、句読点の使い方にも注意が必要です。特に句点(。)や読点(、)は、「お祝い事には区切りはつけない」ということから使用を避けます。句読点の部分は一字分のスペースを空けて読みやすくすると◎。



忌み言葉を使いがち! 結婚式での要注意シーンと文例

■招待状やプロフィールブック作成時
招待状

新郎新婦がゲストに配布する招待状やプロフィールブックなどのテキストで、忌み言葉を使用しないように心がけましょう。

例)招待状
「くれぐれもよろしく~」→「今後ともよろしく」
重ね言葉のため、言い換えましょう。

「ご返信いただけると幸いです」→「賜りますよう お願い申し上げます」
返信の“返”の字は再度=再婚を連想させる忌み言葉のため、避けたほうがよいでしょう。

例)プロフィールブック
「本日はお忙しい中お集まりいただき~」→「本日はご多用のところ」
忙しいの漢字に含まれる“亡”という文字が、結婚式にはふさわしくないとされているため、避けたほうがよいでしょう。

「しばしば訪れました」→「よく訪れました」
重ね言葉のため、言い換えましょう。

「短い時間ではありますが~」→「つかの間ではございますが」
“短い”がマイナスの表現のため、避けたほうがよいでしょう。

結婚式の招待状(案内状)の準備の流れ


■招待状の返信・メッセージ
招待状の返信

招待状を受け取ったゲストが、返信の際にメッセージを書き添える際も要注意です。

例)招待状のメッセージ
「地元を離れてから~」→「一人暮らしをはじめてから」
“離れる”がマイナスの表現のため、避けたほうがよいでしょう。

「再びこうして~」→「またこうして~」
“再び”は再度=再婚を連想させる忌み言葉のため、避けたほうがよいでしょう。

「いよいよふたりが~」→「ついにふたりが~」
重ね言葉のため、言い換えましょう。

結婚式招待状の返信はがきの書き方

【結婚式招待状の返信はがき】出席・欠席別メッセージ文例


■乾杯の挨拶やスピーチなど
スピーチ

乾杯の挨拶や、代表としてスピーチをする際の文言にも気を付けましょう。

例)挨拶やスピーチにて
「まだまだ未熟者ですが~」→「今はまだ未熟者ですが」
重ね言葉のため、言い換えましょう。

「月日の流れは~」→「月日が経過するのは~」
“流れ”はマイナスの表現で忌み言葉のため、避けたほうがよいでしょう。

「冷めないうちに~」→「温かいうちに~」
“冷める”はマイナスの表現のため、避けたほうがよいでしょう。

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■親への手紙
スピーチ

感動的な親への手紙も、事前にしっかり文言を確認して臨みましょう。

例)親への手紙にて
「スタートを切ります」→「スタートラインに立ちます」
“切る”はマイナスの表現のため、避けたほうがよいでしょう。

「笑顔の絶えない~」→「笑顔があふれる~」
“絶える”はマイナスの表現で忌み言葉のため、避けたほうがよいでしょう。

「忘れないように~」→「心にとめ~」
忘れるの漢字に含まれる“亡”という文字が、結婚式にはふさわしくないとされているため、避けたほうがよいでしょう。

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