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結婚式の引き出物の相場は? 親族・上司・友人・夫婦など贈る相手別の金額

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※この記事は2016年3月時点の情報を元に作成されています。
結婚式に参列してくれたゲストへ贈る引き出物。カタログギフトや食器など贈るアイテム選びから価格設定、ゲストの顔触れによって引き出物を贈り分けをするかなど、考えることがいっぱい。そこで、今回先輩カップル400名に聞いたアンケートをもとに、引き出物を選ぶときのヒントになる親族・上司・友人・夫婦別の最新相場や贈り分け事情をご紹介します。

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半数以上のカップルが引出物を贈り分けをしている!

先輩カップルに引き出物を贈り分けしたかどうかを質問してみたところ、半数以上のカップルが贈り分けをしているという結果。最も多い贈り分けパターンは「2パターン」の31.6%。親族、上司、友人・夫婦といったゲストの顔ぶれによって品物の内容や数を贈り分けするカップルが多く、ご祝儀で頂くであろう金額に応じて引き出物もそれに応じた価格や品物を選ぶ傾向に。また、エリアによっては、地元の風習や親の意見が大きく反映されるケースも多いよう。

贈り分けの品は、ゲストとの関係性や好みに合わせてチョイス

引出物の贈り分けはゲストとの関係性や性別、年齢層、ゲストの家族構成などそれぞれの好みや生活スタイルに合わせたもので分けたものが一般的。ここでは、具体的な贈り分けパターンについて紹介します。

○ゲストとの関係性で分ける
親族や会社の上司、友人といったゲストとの関係性で引出物の価格やグレード、品数など贈り分けるパターン。親族や上司と、友人ゲストでは頂くご祝儀の金額が違う場合が多いので、それに見合った相場の品を選ぶというのが基本的な考え方です。

○男女で分ける
そもそも男性と女性では好みやもらってうれしい物が違ってくるので、性別ごとに喜ばれる品をそれぞれ贈り分けるパターン。例えば、同じブランドで同じ金額相場の食器でも、デザインや形を変えるだけで気の利いた贈り分けに。

○年齢層で分ける
世代に合わせた好みの品やデザインで贈り分けるパターン。例えば、価格は同じであっても若い世代のゲストには洋食器などスタイリッシュな品を選び、親族や上司など年配のゲストには和食器や縁起ものの品を選ぶというもの。

○家族構成で分ける
一人暮らしのシングル、夫婦ふたり世帯、お子さんのいるファミリーでは日常的に使うものも違ってくるので、ゲストの家族構成によって贈り品を変えるパターン。生活スタイルに合わせたものを贈ることでより実用性がアップ。

ただ、贈り分けパターンが多すぎると管理が煩雑になったり、友人同士や親しいゲスト間だと内容や価格が違うことが分かってしまう恐れがあるので配慮が必要です。


■贈り分けで押さえておきたいポイント
○大きさはなるべく同じものを選ぶ
金額の相場が例え同じでも、明らかに大きさが違う物にしてしまうと、小さな引き出物をもらったゲストは見た目で「あれ? なぜ」と疑問に感じてしまうことも。内容にこだわって贈り分けしたとしても、見た目の配慮も忘れずに。

○引き出物を入れる袋は同じものにする
贈られた引き出物の袋がほかのゲストと違うものだと、「なぜ違うのだろう」と気になってしまうもの。持ち込みなどで贈り分けする場合には、会場の紙袋で統一するのがオススメです。

○同じテーブルで品数は変えない
披露宴会場でゲストが着席する時は、椅子の上に引き出物がセットされている場合が多いので、ほかのゲストの引き出物袋の中が見えてしまうことも。また親しいゲストや友人同士は同じテーブルになる可能性が高いので、引き出物の内容や品数は揃えておくのがベスト。

親族の引出物相場は5,000円以上が68%

先輩カップルのアンケートによると、親族に贈った引き出物の金額相場は3,000円~15,000円以上と、かけた金額の幅が広いことが特徴的です。一番多かったのは、5,000円~6,000円で21.9%ですが、5,000円以上のものを贈った人は全体の68.1%でした。親族への引き出物の場合、エリアごとの風習や親の意向も大きく反映されることが多いので、誰に何を送るか事前に両家に相談しておくといいみたい。
また、親族は年配のゲストが多いので和食器や縁起をかついだものなどを選ぶ人が多いよう。遠方ゲストが多いなら、持ち運びに便利でグルメや体験ものなどさまざまなジャンルから好きなものを自由に選べるカタログギフトも人気。

>>親兄弟への引き出物は必要? 贈る基準を解説

上司への引出物相場は5,000円~7,000円

先輩カップルが贈った職場の上司への引き出物の金額相場は5,000円~6,000円が最も多く、10,000円以上の品を贈ったという人も10.9%。上司への引き出物としては、グラスや器など趣味や嗜好に合わせたこだわりの逸品を選ぶ人がオススメ。上司がゲストの場合は、同僚ゲストよりも高額なご祝儀を頂くことが予想されるので、ご祝儀の金額に見合った引き出物を用意しておくと安心です。

■主賓へは引き出物のランクアップも
上司が結婚式に参列する場合には、主賓としてお招きすることが多くスピーチや挨拶、乾杯といった役目をお願いすることも。そういった方には、お礼も兼ねて引き出物の品をランクアップしたり品数を追加するなど、同僚ゲストとは差を付けて贈り分けする気遣いを。

>>結婚式の人気引き菓子ランキング! 金額相場や選び方も解説

夫婦はふたりで1セット。引出物相場は5,000円

夫婦で結婚式にお招きした場合、引き出物は夫婦で1セット贈るのが主流。頂くご祝儀の金額は夫婦連名で50,000円が相場なので、その1割にあたる5,000円を引き出物の金額相場と考える人が多いよう。贈る内容としては、食器やキッチンツールなど家族で使えるものを選ぶ人が多く、小さなお子さま連れの場合には、絵本やぬいぐるみなどちょっとした贈り物を添えてみるのもひとつ。

友人への引き出物相場は3,000円~4,000円!

先輩カップルが友人ゲストへの引き出物にかけた金額は3,000円~4,000円が相場。半数近くの44.4%の人が選んでいるという結果に。
友人ゲストに贈る引き出物では、好きなものを自由に選べるカタログギフトが人気で、食器などの品物を贈る場合にも価格は同じにして男性・女性や、独身・夫婦ふたり・ファミリーかでそれぞれ贈り分けをする人も多いよう。いずれにしても友人ゲストには肩肘をはらず、オシャレなものや実用的な品を選ぶ傾向に。

地域によって大きく違う、引出物の相場&品数

結婚式の引き出物は、結婚式と同じようにエリアによって考え方や風習が大きく違う場合があります。例えば、北海道や沖縄の場合はご祝儀はなく会費制で行われることが多いので、引き出物を用意しない場合が多く、用意したとしても費用の相場は1,000円~2,000円ほど。また、引き出物に入れる品数も引き出物と引き菓子で2~3個が主流ですが、3品、5品などの奇数で整えたり、縁起物の鰹節を入れるなど用意すべき品物が決まっているエリアもあります。

まとめ

結婚式に参列してくれたゲストにお礼と感謝の気持ちを込めて贈る引き出物。親族・上司・友人などゲストの顔ぶれによって贈り分けをしたり、両家の意向を聞きながら地元の風習にのっとったり……何にするか選ぶのは大変だけど、先輩たちの最新の費用相場&事情を参考にしながらふたりの結婚の記念にふさわしい、感謝が伝わるステキな引き出物を選んでね!


調査時期:2014年10月22日~12月2日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:既婚男女400名
調査方法:インターネットアンケート

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