気まま? マイペース? ひとりっ子が好むプロポーズとは

 恋人がどんなプロポーズを好むのかについて、対策はいろいろあると思いますが、兄妹構成から考えてみるというのも一つの手。たとえばひとりっ子女性の場合、どのようなプロポーズを好むと考えられるのでしょうか。自らのひとりっ子体験を元に『ひとりっ子の頭ん中』(KADOKAWA)を書いた朝井麻由美さんに聞いてみました。

 ひとりっ子は一体どんなプロポーズが好むのでしょうか?

■オーソドックスが◎、NGは?
「普通に、『結婚してください』とかオーソドックスなのがいいと思います。ひとりっ子は性格は個性的だったり、浮世離れしているところがありつつも、恋愛面や人生の重要な部分に冒険を求めない傾向があると思います。石橋を1000回叩き、叩き壊し、踏み切っても大丈夫かどうかをとにかく慎重に判断するのがひとりっ子。恋愛でも安定してそうな人を無意識に選びがちなのかもしれません。基本的に合理的なので、手の込んだサプライズを望むことも少ないと思います。もちろんされたらされたで嬉しいは嬉しいでしょうけれども、一緒に暮らす家族となる人がお金を使いすぎている、という“ムダさ”のほうが気になってしまいそう(笑)」

 なるほど。個性的で我が道を行くイメージがあるひとりっ子ですが、だからといって相手の機嫌を伺うようなプロポーズをする必要はないようです。あくまでシンプルに、というのはわかりやすくていいですね。それでは、NGなプロポーズは?

「少なくとも『味噌汁を作ってくれ』的な言葉は嫌がる傾向にあるかと思います。もともとひとりっ子は、その自己主張の強さから、古風なタイプの男性(亭主関白とか)にはウケが悪い傾向があるので、こういうプロポーズをする人とはそもそも付き合っていないかもしれませんが……」

 自由を愛するひとりっ子。「俺について来い」「一生守ってあげる」……というようなプロポーズも危険かもしれませんね。ちなみに、プロポーズしたら受けてもらえそうだという「OKサイン」を見極めるにはどうしたらよいのでしょう。ひとりっ子って、感情を見極めにくいイメージがあります。

■ひとりっ子のOKサインはわかりやすい?
「よく誤解されていそうなのが、『ひとりっ子は一人でいることが好きだから、結婚なんかしたくなさそう』というイメージ! そんなことはないです(笑)。確かに、一人で行動するのは好きなのですが、それはあくまで集団行動が苦手だから。彼氏と二人での行動には、集団行動的な煩わしさはないですし、そもそもムダが嫌いなひとりっ子は、好きでもない人との交際をするのは『時間のムダ』。つまり、仲良くお付き合いしているのであれば、相手のことはとても好きなはず。あまり好きじゃなければ、人生の時間をムダにしないよう にさっさと別れているんです」

 ということは、ひとりっ子と付き合い、そこそこ長い時間を共有していればプロポーズが断られる可能性は低い?

「ムダに3年4年と 変わらぬ時間が流れるよりは、結婚したほうが合理的じゃないのかなーとか、お互い一人暮らしで家賃がかかるよりは結婚した方が合理的だよなーとか、内心で思っているかもしれませんね。あとはそうですね、ひとりっ子は警戒心が強いので、人になつくまでは壁があるタイプですが、みんなの前では見せない『彼氏の前でしか見せない顔』がいろいろ増えてきたら、なついてきた証拠。プロポーズOKサイン、だと思います」

 恋人同士になると、ふとした瞬間に「こんな一面あったんだ」と思うものですが、ひとりっ子の場合、かなりレアなのかも。そう思えたときは、2人の仲にかなり自信を持っていいということなのかもしれません。

 マイペースなようで、変り者扱いされたいわけではないひとりっ子。ひとりっ子の恋人にプロポーズを考えている人がいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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