ホントにみんなやってるの？　「あの」プロポーズの実態と本音を探ってみた

※この記事は2015年6月時点の情報を元に作成されています。
「プロポーズ」といわれて、みなさんの脳裏に浮かぶアノ光景ってありますよね。
そう、ジュエリーケースをパカッと開けて指輪を取り出し、「結婚してください！」と告げるサプライズ。定番中の定番とされているプロポーズのシーンですが、実際に行なわれているんでしょうか？　
最近ではプロポーズのときに婚約指輪を渡すのではなく、あとからふたりで一緒に買いに行くケースも増えていると聞きます。いったい、現代日本ではどれぐらいの人が希望＆経験しているのでしょうか。「ジュエリーケースをパカッ」の実態と、定番プロポーズにまつわる女子の本音を探ってみました。



■プロポーズされるなら「ジュエリーケースをパカッと開ける定番のポーズ」をしてもらいたいと思いますか？

【1位】婚約指輪は欲しいけど「パカッ」はいらない……44.2％
【2位】婚約指輪はいらない……31.1％
【3位】「ケースをパカッ」のポーズをしてほしい……16.1％

今回の調査によると、約6人に1人の女性が「ジュエリーケースをパカッ」のポーズを希望していることがわかりました。一方、4割以上の女性が「婚約指輪は欲しいけど、『ジュエリーケースをパカッ』のポーズはいらないと」と考えているそう。さらには、婚約指輪自体を不要と考えるクールな現実派も多かったのが意外ですね！
では、実際に「パカッ」を経験している女性はどれぐらいいるのでしょうか。じつは定番のプロポーズというイメージとは裏腹に、「パカッ」なプロポーズを経験したことがある既婚女性の全体の約7.3％と、ごく少数派。まずは貴重な「パカッ」経験者の方々の感想から見てみましょう。


●経験者に聞く！「ジュエリーボックスをパカッと」なプロポーズ
「ふたりの記念日に素敵なレストランに行き、サプライズで指輪を渡されました。感動して泣いてしまいました」（30歳／女性／既婚／情報・IT）

「高級ホテルで滞在している時に、いきなりティファニーの指輪を見せられ、プロポーズされました。結婚のことを何も言っていなかったのに、いきなりのプロポーズで驚いたし、嬉しかった！」（31歳／女性／既婚／その他）

「レストランで食事をしているとき、彼がひざまづいてジュエリーボックスをパカッと（笑）」（31歳／女性／既婚／金融・証券）

「彼が手紙を書いてきてくれ、『読み終わったら結婚しようと』と指輪と一緒に渡されました。正直なところ、ポケットのふくらみが気になり、サプライズには気づいていたんです。でも、彼の緊張も伝わってきて嬉しかったです」（30歳／女性／既婚／医療・福祉）

これらのプロポーズ経験者の大半が、もう一度プロポーズされるとしてもやはり、「ジュエリーボックスをパカッと」のポーズをしてほしいと回答。なんといっても「彼の頑張りが伝わってくる」30歳／女性／既婚／医療・福祉）のが高評価につながるようです。一方、「ジュエリーボックスをパカッと」を望まない理由には、リアルな女心が見え隠れします。


●「ジュエリーボックスをパカッと」を望まないリアルな本音
「気に入ったデザインを選ばせてほしい。立て爪のありがちなデザインでなく、プラチナとダイヤのもっと普段使いできる指輪がいい」（35歳／女性／既婚／情報・IT）

「断らないといけない状況だったら、相手に悪いから」（28歳／女性／未婚／学校・教育関連）

「ドラマの見過ぎ？　と、どん引きしてしまいそう(笑)」（23歳／女性／未婚／団体・公益法人・官公庁）

「婚約指輪を一緒に選ぶのもいいと思うから」（31歳／女性／既婚／自動車関連）

最も多かったのは「気に入った指輪を選びたい」という意見。サプライズとなると、指輪のセレクトは完全にお任せになってしまう点に不安を覚える女性が少なくありません。そもそも、結婚する気がない相手から婚約指輪を差し出された場合、断りづらいし、気まずいと心配する声も。


■まとめ
一生に一度のプロポーズだからこそ、ロマンチックさを求めるのか、それともこだわり実現を重視するのかは彼女のキャラ次第。人によってはもっとドライに、「お金をかけるなら指輪より新生活」と考えるタイプもいます。彼の気持ちは嬉しいけど……といった、プロポーズにまつわるモヤモヤを回避するには、日頃から自分のスタンスを伝えておく必要がありそうです。


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（島影真奈美＋ガールズ寿ラボ）