どんな風におねだりされたい? 「指輪」にまつわる男子の本音

婚約指輪や結婚指輪はもちろん、誕生日やクリスマス、ホワイトデーのプレゼントなど恋人からもらう指輪は特別なもの。つきあっている彼にさりげなく指輪をねだってみたいけど、うまく伝わらなかったり、話を流されてしまったり。いざ伝えようとすると案外むずかしい……と、悩める女子も少なくないようです。指輪をねだるおねだりするならどう伝えるのが効果的……? 『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)などの著書がある恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さんに聞きました。

■指輪をねだられたとき、男子はどう感じるのか

「つきあっている彼女に『誕生日プレゼントに指輪が欲しい』と言われれば、ごく素直に『次の誕生日に買おう』と思いそうな気がします。ただ、問題は女性が考える“さりげないおねだり”の場合、男は自分が今、特別なプレゼントとしての指輪をねだられていると気づかないおそれもあるということなんです」

遠回しに伝えるのではなく、ストレートに「指輪が欲しい」と伝えないと、そもそもおねだりが理解してもらえない?

「個人差もかなりありますが、いちいち説明しないとわからない男は決して少なくありません。逆に言うと、さりげなく伝えたときに彼氏の反応がイマイチだったからといって、諦めるのは気が早いかも。
『ふたりがつきあいはじめた記念に指輪が欲しい』『他の人が見たときに、彼氏がいることが一目でわかるように指輪が欲しい』といった、理屈まで説明されてようやく腰を上げるケースもあります。まあ、気は利かないし、ロマンチックさには欠けますけど。でも、彼らなりに彼女を大切にしようという気持ちはあるんですよね」

やや鈍感なところがあると薄々わかっていても、つい気の利いたリアクションを期待してしまうのが女心。とはいえ、勝手に期待してガッカリし、険悪な雰囲気になるのは本末転倒。彼の女心察知レベルに合わせたおねだりをするほうが、幸せなつきあいが長続きしそうです。


■婚約指輪/結婚指輪を女子からねだるのはアリなのか

おねだりするなら、わかりやすくはっきり伝えるのがコツだという「指輪」問題。でも、つきあっている最中にもらう指輪と、婚約指輪や結婚指輪では、やっぱり、ねだりかたは変えたほうがいい?

「つきあっている最中の指輪はともかく、婚約指輪や結婚指輪となると、突然ねだられると驚きが先に立ってしまうでしょうね。例えば、女性側は『指輪が欲しい』と伝えることで煮え切らない彼氏にプロポーズを促したいと思っていたとします。でも、男側は『なんで、いきなり指輪の話?』と面食らってしまい、思考がストップ。かえって話が前に進まなく可能性が高いです。じれったいと思いますが、まず、お互いに結婚の意思があることを確認し、その上で指輪の話をするというステップを踏むほうがスムーズだし、そこに裏ワザは持ち込みにくいと思っていたほうが安全です」

お互いに結婚の意思は確認できている間柄だけど、彼から指輪の話が出てこないというときは、こちらから話を振ったほうがいい?

「そうですね。彼がいかにもサプライズを仕掛けそうなタイプであれば、そのまま様子を見るのも手ですが、ほとんどの場合、イライラしながら待つより自分から話題にあげたほうが早いと思います。
なるべく具体的なイメージを伝えるほうがいいのは、つきあっている最中の指輪と同じです。ただし、いきなりまとまったお金が必要だと聞かされると、そのこと自体にビビってしまう可能性があるので、『予算はこれぐらいだけど、実際に必要なのはもう少し先なので一緒に貯めていこう』などといった安心材料も一緒に渡すのがコツです」


桃山商事は“オトコ版SEX AND THE CITY”のコンセプトを掲げ、ポットキャスト番組「二軍ラジオ」も配信中。
ぜひチェックしてみて下さいね。


(島影真奈美+ガールズ寿ラボ)

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