ドイツ・ザクセン時計の伝統を継承
1845年にF.A.ランゲがグラスヒュッテで時計工房を創業し、高品質な時計を製造していたことに端を発するA.ランゲ&ゾーネ。第二次大戦後東独政府に国有化され、事実上ブランドが消失するなど時代に翻弄されながらも、創業者の曾孫ウォルター・ランゲが1990年に再興、1994年には『ランゲ1』を含む4つの復興後初コレクションを発表しました。以降、新たな技術を意欲的に取り入れながらも、創業当時から受け継がれるザクセンの伝統を今に継承しています。
受け継がれる伝統の要素 ― 最高の完成度と工芸美を目指して
創業当時から受け継がれている高品質の証は、ムーブメントのほぼ全ての部品に施されている綿密な表面仕上げなど、一旦時計が完成すれば隠れてしまう部分にも見られます。一つ一つ手作業でエングレービングされるテンプ受けの伝統的な模様など、美的感覚に訴えるディテールの仕上げは、A.ランゲ&ゾーネの完璧を追求し、妥協を許さない姿勢を反映しています。
パートナーとのシェアも。洗練されたシンプルデザイン。
ブランドを代表する『ランゲ1』をはじめ、1800年台の懐中時計にインスピレーションを受けた『1815』、シンプルを極めた『サクソニア』など、時代に左右されない完成された美しさを備えたA.ランゲ&ゾーネのコレクションは、男性はもちろん、近年では本格的な機械式時計に魅了された女性たちの支持も集めています。同じファミリーのモデルでペアに、または一つの時計をシェアするなど、楽しみ方も広がります。