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結婚式のお天気事情 ~雨が降った場合の対策や演出は? 縁起がいいってホント?~

どれだけ完璧な準備をしていても、ふたりの力ではどうしようもできない結婚式当日のお天気。マイナビウエディングでは実際に結婚式を行った先輩カップルに、結婚式当日のお天気がどうだったか、また雨や雪が降ってしまった場合に取りやめた演出や、急遽切り替えた演出があったかなどアンケートを実施。そのデータをもとに、万が一天気が崩れてしまった場合の対策や、演出をご紹介します。さらには「雨の日の結婚式は縁起がいい」との言い伝えもご紹介。どんな天気であっても、ステキな結婚式をむかえられるように準備をしましょう。
念は通じる!? 結婚式当日の天気は『晴れ』がナント76.1%!
結婚式を行った先輩カップルたちに式当日のお天気がどうだったかについて聞いてみたところ、「晴れ」と答えた人は76.1%で、次いで「曇り」が15.5%、「雨」が6%という結果。当日は晴れで迎えられたカップルが多いようです。
※アンケート概要:調査期間2015年11月26日~2015年11月30日/調査対象334名(男性112名、女性222名)/調査方法インターネット調査
また、雨や雪が降ってしまった場合、当日予定していた演出やプログラムを中止や変更したかどうかについて質問してみたところ、『ガーデンでの歓談タイムを中止にした』『花嫁行列を行わなかった』『屋外での挙式を室内に変更した』『ガーデンでの集合写真撮影を、披露宴会場で行った』といった回答が多く、やはりガーデンでの挙式や演出は天気次第で変更せざるを得ない場合が多いよう。天気は予測ができないだけに、結婚式会場を選ぶ段階で雨が降った場合に希望する演出やプログラムが中止になるのか、どういう演出に切り替えることができるかなど、確認しておくと安心です。そこで次の章では、事前に会場に確認しておくと良い事を紹介します。
天気が悪そう…まずは当日の変更点を会場に確認
結婚式は、式当日の数日前に延期やキャンセルなどの変更が難しいため、基本的にはどんな天気であろうと予定通り実施となります。そのため一週間前から天気予報とにらめっこ、ということも少なくありません。直前にバタバタとしないよう、当日の変更点をしっかりと会場側と決めておきましょう。■ガーデン挙式の場合

また、会場によっては「全天候型」チャペルなど、ガラス張りの半屋外のようなスペースを完備している会場もあります。

photo:ホテルモントレ京都
室内ですが光が差し込み、まるで屋外にいるかのような開放感で挙式を挙げることができるので、ガーデンで挙げたいけれどどうしても天気が心配、という方にはオススメです。
≫雨の日や梅雨時期の6月でも安心! 天気を気にせず演出が楽しめる全天候型の会場
■屋外で演出やパーティをする場合

photo:ホテルロイヤルクラシック大阪
ガーデン挙式と同様に、雨の場合は演出やパーティも基本的に屋内に変更となります。ただしその際、演出内容によっては中止となるケースもあるので、要注意です。例えば花火などは室内では使用できない会場が多いため、シャボン玉に変更したりと工夫が必要になります。屋外での演出やパーティを考えている場合は、事前に屋内に変更できるか、できない場合は別の演出を用意するかなど、考えておきましょう。
■屋外の装飾も要チェック
雨だけでなく、天気で要注意なのが風です。季節によっては強風が吹く時期もありますので、屋外に装飾をする場合は飛ばされないように固定をしたり、装飾を室内に移動させたり臨機応変に対応しましょう。
≫やっぱりあこがれる! ガーデンウエディングをステキにかなえるコツ
雨も演出の一部に! 天気を利用したオススメ演出10選
結婚式当日、天気が崩れてしまったカップルはどう対応したのでしょうか? 実際の先輩カップルの声を紹介します。―当日の雨であきらめた演出は?
「雨天でもガーデンには屋根があったのですが、バルーンリリースだけ中止になった。(女性/静岡県)」
「神社での挙式で、雨が降ってしまい花嫁行列が中止になりました(女性/兵庫県)」
「ガーデンでのビュッフェや集合写真は全て披露宴会場に変更になりました(女性/広島県)」
「外で挙式予定だったのですが、急遽屋内になりました(女性/高知県)」
―当日の雨や雪で急遽とりいれた演出は?
「雪が降りだしたので、ピアノを外に出して「白い恋人たち」の弾き語りをした(女性/東京都)」
「雨でガーデンでの写真撮影ができなかったので、テーブルごとの写真撮影に変更(男性/東京都)」
雪を逆手にとってステキな演出を行ったカップルもいるという結果に♪ そこでここでは、雨など利用したオススメの演出をご紹介します。
■雨を利用したフォト
前撮り当日が雨模様! でも雨だからこそ撮れる一枚もあります。雨粒をクリアに写し、オシャレな傘をさせばドラマチックな一枚に。濡れた地面の反射もポイントの一つです。また、雨上がりの地面には水たまりも出現。鏡の様に水たまりに映して撮ったりと、遊び心あふれる一枚を狙ってみましょう。
≫結婚式の前撮り 基礎知識~ポーズや費用、ロケーションを解説します~
■紫陽花など装花も雨をテーマに

photo: 東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート
会場の装花やブーケを紫陽花にすると、季節感あふれる雰囲気に。白や青をメインカラーとし、じめじめを吹き飛ばす爽やかなパーティにしてみては。
■ブルー系のアイテムを取り入れて

photo:星ヶ丘アートグレイスクラブ ●ベストブライダル グループ
6月のジューンブライドの場合は、ブルーやパープルをテーマカラーにするのもオススメ♪ 紫陽花などのブルー系の装花に、プチギフトやデザートもブルー一色に。ブルーは“サムシングブルー”と言われ、「結婚式当日に青い物を取り入れると花嫁が幸せになる」という言い伝えがあるので、とても縁起物なのです。また、あえて雨をテーマにして雫や傘をモチーフとした装飾もステキです。
≫サムシングブルーで結婚式をハッピーに♪ 幸せになれる言い伝え「サムシングフォー」の演出アイデア
■傘をさした入場

■傘にメッセージ書いてもらう

■風船を雨に見立てて

photo:マリエール ガーデン バーベナ ●marriyellグループ
万が一バルーンリリースを予定していて、雨天のため中止になってしまったら…風船を雨に見立てて、会場いっぱいに飾ってみてはいかがでしょうか。全天候型のテラスやガーデンがある会場なら自然光も入って爽やかな空間に。式が終わったら子どもゲストにプレゼントもできます。
■冬の結婚式ならむしろ雪テーマに

photo:ジャルダン・ドゥ・ボヌール
冬場の結婚式なら、雪をテーマにしておもてなしをしてみてはいかがでしょうか。白やシルバーの装飾に、温かい食べ物で非日常の空間に。もちろん当日は雪が降っても大丈夫。ガーデンにキャンドルを出せば、イルミネーションのように幻想的な世界が広がります。
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■傘やレインブーツで記念撮影もアレンジ!

■テーマ曲も天気にあわせて

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■ウェルカムドリンクも一工夫

≫NY発 ウェルカムドリンクの演出アイデア6選! ストローやボトルでクールにアレンジ
統計的に天気のいい日・悪い日は?
地域によって差はありますが、四季豊かな日本では「晴れの日が多い月」「雨の日が多い月」があります。事前に少しでも晴れる可能性を上げておくためには、そういった時期も考慮して挙式日を決めましょう。■晴れの日が多い月:1月、2月、11月、12月

■雨の日が多い月:6月、7月、9月

また過去の統計から、この日は晴れになりやすい、雨になりやすい、台風が来やすい、など特定の日に同じような気象状況が起きる日があります。こうった日のことを「特異日」といい、高確率で気象を予測することができます。
■特異日とされている日付一覧
1月16日 - 晴れの特異日。
3月14日 - 晴れの特異日。
3月30日 - 雨の特異日。
4月6日 - 花冷えの特異日。「寒の戻り」。
6月1日 - 晴れの特異日。
6月28日 - 雨の特異日。東京では53%の確率で雨が降る。
7月17日 - 雨の特異日。
8月18日 - 猛暑の特異日。
9月12日 - 雨の特異日。
9月17日 - 台風襲来の特異日。
9月26日 - 台風襲来の特異日。
11月3日 - 晴れの特異日。「秋晴れ」。※祝日
≫あわせて確認! 大安や天赦日など、人気のお日柄のよい日を一挙ご紹介
ゲストへの雨対策も忘れずに!
「晴れの日が多い月」にしても、100%晴れとはいかないのが天気の難しいところ…。そこで当日雨予報の場合は、ゲストに対しての雨対策は、足元の悪い中お祝いにかけつけてくれたゲストへの“おもてなし”となります。当日が雨予報の場合は早めに会場スタッフと連携を取り、対策を講じましょう。■タクシーチケットを手配する

■タオル

■アメニティグッズなど

■防水スプレー

■ストッキングの替え

■引出物にはビニールカバーを

その他、台風や大雪など当日交通機関が麻痺する可能性がある場合は、会場と連携を取り早めにゲストに連絡しましょう。延期ができない場合は「安全を最優先とし、無理せず参加をお願いします」など、ゲストの安全を第一としたスタンスで、当日を迎えましょう。
※各会場により対応が異なりますので、事前に確認しましょう
実は縁起がいい? 「雨の日の結婚式」
結婚式当日の雨は落ち込むことも多いですが、実は世界各国で縁起の良いものとされていることをご存知でしょうか。そこでこの章では、式当日が雨模様でも前向きに臨めるよう、雨にまつわるステキな言い伝えやことわざをご紹介します。
■フランス
フランスには、「mariage pluvieux, mariage heureux(雨の日の結婚式は幸運をもたらす)」という言い伝えがあり、新郎新婦の一生分の涙を神様が代わって流してくれるという意味が込められています。また、神様が遣わした天使が雨となって舞い降りてくるという言い伝えもあるようです。神様に祝福された雨の日の結婚式、ふたりの今後の人生が幸せにあふれるものになりそうですね♪
■イタリア
イタリアには、「Sposa bagnata, sposa fortunate(濡れた花嫁は、幸せな花嫁)」という言い伝えがあり、「雨に濡れた花嫁は幸せになれる」という意味が込められています。作物には欠かせない恵みの雨は、イタリアでは「豊穣」のシンボルであり、その雨に濡れた花嫁は一生幸せになるといわれています。
■ハワイ
ハワイには、「No rain,No rainbow(雨が降らなければ、虹はかからない)」ということわざがあります。「大変なことがあっても、乗り越えれば良いことが待っている」という意味が込められているので、雨の日のスピーチにぴったりなことわざです。
■中国
中国には「雨龍」といわれる雨を司る伝説上の龍がいるとされ、神様がふたりに恵みを授けた証として、雨を降らせるといわれています。なんと昔は、わざわざ結婚式の日に雨乞いまでしたとか。それほど雨の日の結婚式は縁起がいいものとして重宝されていたのです。
■チベット
チベットでは雨は「花」に例えられ、「雨は空から花が降ってきている」とされているそうです。結婚式にぴったりのたとえですね♪
■日本
最後に日本で有名な「雨降って地固まる」ということわざを紹介します。ハワイの「No rain,No rainbow(雨が降らなければ、虹はかからない)」と似ており、「困難なことがあっても、乗り越えれば良いことが待っている」という意味です。最終的には2人の絆が固くなる、安定した地面(道のり)を今後歩いて行けたら、という意味を込めて結婚式のスピーチでもよく使用されます。
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まとめ
結婚式当日、天気が悪いとどうしても落ち込みがちですが、雨の日の結婚式は縁起がいいという言い伝えを信じて、前向きにのぞみましょう。また、雨や雪を逆手に取った演出を行ってゲストをおもてなししてみてくださいね♪この記事を読んだ人にオススメ
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