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結婚にまつわる親向けマニュアル~イマドキ結婚事情から親の役割まで~

お子さまのご婚約・ご結婚、誠におめでとうございます。新しい家族が増えるタイミングは、親の役割も大切ですよね。そこで、結婚が決まったふたりの親として知っておきたい、顔合わせから結婚式準備、式当日までの親の役割や心構え、最近の結婚事情などをご紹介します。
目次
適齢期世代の「結婚願望」は減少傾向

マイナビウエディングが実施したアンケートでは、「結婚したいですか?」という質問に、「とてもしたい」「まあまあしたい」という人は、2023年では60.4%、2024年では59.5%という結果に。やや減少傾向となりました。
【調査概要】
調査期間:2024年4月2日~5日
調査方法:インターネット調査
対象:パートナーありで、かつ未婚で子どもがいない男女
回答数:933名
また、今は夫婦別姓の問題やLGBTQの浸透で事実婚という選択も増えています。どんな形であれ、ふたりの選択を尊重するのが、親のつとめといえるでしょう。
≫事実婚について徹底解説!
≫LGBTQ+特集はこちら
≫選択的夫婦別姓のメリット・デメリット
両家顔合わせは結納から食事会スタイルへ

「両家顔合わせ食事会」というのは、両家の親や兄弟家族を集めて、顔合わせしながら食事を楽しむという、結納と比較してカジュアルなスタイルです。
≫「両家顔合わせ食事会」詳しくはこちら
会場は高級ホテルのレストランや料亭といった格式あるところが選ばれることが多いです。さらに、両家の親睦を深めるために顔合わせのしおりが用意されたり、婚約指輪や時計など婚約記念品を披露することも。その場で婚姻届に証人の署名をするなど、セレモニー感がある演出をとりいれるカップルもいます。
≫顔合わせ食事会・結納にオススメのプラン
≫顔合わせのしおりとは
もちろん、本人たちの意向や両家のしきたり、地域性を加味して結納形式もOK。しっかりとふたり・両家で話し合って決めましょう。
≫最近の結納事情|費用の相場は? 顔合わせとのちがいは? さまざまなスタイルをマナーを含めて解説
≫結納にふさわしい服装マナー|親の服装や髪型もご紹介
多様化する結婚式のスタイル

バブル期だった1980年代は『ハデ婚』と呼ばれるお金をかけた結婚式が流行し、ゴンドラで登場する演出、ミラーボール、お色直し3回、100人超の招待客、持ちきれないほどの引き出物など、豪華な式を挙げるカップルも多くいましたよね。
しかし、2020年代に入り、結婚式に関する常識やトレンドは、社会的背景や技術的な進化、新たな価値観の影響を受けて大きく変化しています。
中でもカップルの個性やストーリーを反映した結婚式や、ゲストファーストの式、家族だけの少人数結婚式が増加傾向に。特に近年は、「人前式」スタイルが人気となっています。人前式とは、自分たちの好きな場所で、宗教にとらわれず好きなスタイルで、挙式やオリジナルの演出を行うスタイルのこと。ゲストに結婚を誓う、新しい形式の結婚式です。
≫人前式について詳細はこちら
≫家族・親族だけの少人数結婚式とは
その他にも、親世代の結婚式とは様変わりした、最近の結婚式事情を知っておきましょう。

photo:TIAD, オートグラフ コレクション(ティアド, オートグラフ コレクション)
・結婚式を行う場所もさまざま
いまや、結婚式はホテルや専門式場、神社のみではありません。ガーデンを使ったアウトドアウエディングや、沖縄などのリゾート地、ライブ会場など、結婚式のテーマやふたりの趣味にあわせて選択することができます。
・招待状やご祝儀もオンラインに
コロナ禍などの社会情勢や、技術の発達により、招待状やご祝儀もオンラインの時代となりました。親を含めた親族はどちらも紙で行うことが多いですが、若いゲストに対してはオンラインで済ますカップルも。
・演出
数十年前までは媒酌人を立てたり、上司やお世話になった目上の方にスピーチを依頼する事もよくありましたが、最近は少なくなっています。プログラムはふたりで考え、ゲストとの触れ合いや満足度を重視する傾向が強くなっています。
≫結婚式の人気演出まとめ 「やってよかった!」先輩花嫁おすすめ演出ランキングも!
・衣装
花嫁といえば、白無垢や色打掛、真っ白なウエディングドレスからカラードレスへお色直し……。しかし最近では、お色直しでも真っ白なウエディングドレスを着たり、真っ黒なカラードレスを着るパターンも。黒は不吉な印象が持たれがちですが、「あなた以外の色に染まりません」というステキな意味もあります。
・引き出物
最近は贈り分けをするのがトレンドで、招待客の負担にならないように後日配送するサービスやWEBカタログなどを選ぶ方も増えてきています。
≫贈り分けで人気の引き出物ランキング♪ 親や上司、友人への人気アイテム
・フォトウエディング
最近は結婚式を行わないカップルも多くなっていますが、そういうカップルが多く選ぶのがフォトウエディング。屋内スタジオやロケーションでの撮影など、多種多様なプランがあり、結婚の記念となると人気があります。
≫フォトウエディングについてはこちら
結婚式にどこまで口出しする? 親の役割とは
◆ふたりの意見をできる限り尊重する過去には打合せも両親同席という時代がありましたが、最近はふたりだけで結婚式の準備を進めるケースが多くなってきました。
マイナビウエディングが行った調査によると、「子どもの結婚式準備に関わった」と答えた親は約25%でした。
【調査概要】
調査期間:2024年7月19日~23日
調査方法:インターネット調査
対象2023年7月~2024年6月までに結婚式を実施・結婚式場に来場もしくは予約した子どもがいる親
回答数:434名
ついあれこれ口出しをしてしまいそうになりますが、両家間でトラブルのもとになってしまう可能性も。「いつでも助けるよ」と伝えておき、とにかく見守ること。ふたりの「想い」に口出しするのは混乱や喧嘩を招くことになりかねません。今と昔では時代や価値観も違うため「ふたりの意見を尊重する」という事を念頭に置き、助けを求められたら助けるというスタンスがオススメです。
◆気になるお金の事は、あいまいにせずしっかり話しあう
結婚式をするとなったら、やっぱり気になるお金のこと。結婚式を挙げたカップルにアンケートをしたところ、親からお金の援助をうけたのは約8割、平均額は180.7万円という結果でした。
【調査概要】
調査期間:2024年7月27日~31日
調査方法:インターネット調査
対象2023年7月~2024年6月までに挙式または披露宴、またはどちらも行った20~49歳の男女
回答数:850名
結婚式の費用については、ふたりだけや、一方の家族だけで決めず、細かい点まで両家と当人たちでしっかり話し合っておくことが大切です。
≫結婚式の平均費用は? 内訳やご祝儀相場からみる自己負担額など、リアルな声をもとに徹底解説
結婚式までの流れと、当日の役割

■親へのあいさつ(結婚式の平均8ヵ月~1年前)
お互いの親へのあいさつは、かなり緊張するものです。やさしく迎えてあげましょう。
かしこまった形ではないので、豪華な食事などは用意せず、お菓子やお茶などで来客をもてなすように接しましょう。
≫結婚挨拶で盛り上がる話題・避けるべき話題とは?
■結婚式の会場探し(結婚式8ヵ月前)
専門式場や教会、神社など、いろいろと式場形態はありますが、主役のふたりの意向を優先するように。
■両家顔合わせ食事会・結納(結婚式6~7ヵ月前)
両家顔合わせも最近では食事会が主流。あまり気張らない形で和やかに過ごしましょう。
≫「両家顔合わせ食事会」詳しくはこちら
■結婚報告 ゲスト選び・席次決め(結婚式6ヵ月前)
結婚報告やゲスト選びなども、主役の意向を尊重して。絶対に呼んでほしいゲストがいる場合は、ふたりに相談することをオススメします。
■結婚式当日
主役のふたりは忙しく、なかなかゲストの相手をするのは難しいでしょう。親の役割としては、まず親族紹介からはじまり、式中の挨拶まわり、祝辞などのスピーチが求められます。それぞれの役目は下記にて詳しくご紹介。
≫結婚式当日の親の役割とマナー、挨拶まわりのタイミングは?
≫【例文付き】結婚式での親の挨拶(謝辞)徹底ガイド|注意したいポイントやマナーも解説
≫結婚式の親族紹介の順番と仕方、挨拶の例文集
写真のみの結婚式、フォトウエディングの確立

結婚式を挙げるよりもお手軽な値段であることや、「人前は恥ずかしい」「再婚なのでお披露目は控えたい」「妊娠中だから式の準備が難しい」という方でも写真という形で美しく残せる、新しいスタイルの結婚式です。
ウエディングフォト専門スタジオも増えており、ヘアメイクや衣装がそろったプランや、ロケーション撮影が入ったプランなど、カップルに合ったプランがそろっています。
もちろん、両家のご家族との写真もOK。フォトウエディング後に、食事会をひらくカップルも増えています。このように、昨今では結婚式を挙げない選択をとっても、さまざまなカタチで記念を残す方法があります。無理強いはせずに見守りましょう。
≫フォトウエディングについてはこちら
「子どもの意見」を尊重することを一番に
子どもの結婚の一大イベントとなる結婚式ですが、行うか行わないかは主役のふたり次第。例え、「結婚式をやらない」と言われても、その気持ちを受け入れてそっと見守ってあげて下さい。また、「結婚式をやりたい」と相談された時も、ふたりの意向を大事にして、みんなが幸せなる結婚式をかなえてあげましょう。
一番は主役のふたりの幸せ。かなえられるようにするのが愛情ですよ。
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