プロポーズ報告 女子会で残念な友達とは

女子会の際にときどき行われる「プロポーズ報告」。「ついにプロポーズされたよ!」といううれしそうな報告を聞くと、聞く側も幸せのおすそ分けしてもらったような気分になりますよね。しかし、いくら本人が幸せだからといっても、その報告方法や話し方によっては聞く側が不愉快になってしまう場合も! そこでマイナビウエディング編集部では、女子会で本当にあった「残念なプロポーズ報告」について聞き取り調査を行ないました。

■出席者の既婚率・未婚率を見て
「女子会に参加しているうち、既婚者と未婚者の割合がどれくらいかっていうのは結構大事だと思います。以前、“既婚2人・未婚2人・バツイチ1人”という女子会があったのですが、婚約報告する子があまりにも幸せオーラいっぱいで、バツイチの子は面白くなさそうだし、未婚組はだんだん顔が引きつってくるしで、ハラハラしました」(30歳・未婚/出版)

幸せな結婚生活を送っている人や、プロポーズされた人たちばかりの女子会ならいくらのろけてもOKかもしれませんが……。未婚、あるいは結婚生活がうまくいっていない人を前にしての報告は、少し神経を使った方がよさそうです。

■彼氏のスペック自慢はちょっと……
「婚約者のスペック自慢もある程度ならもちろんいいけれど、過度になってくるとうんざり。彼の性格や人柄の前に『○○商社に勤めていて、大学は○○で、帰国子女だし……』なんて話をされると、『結婚は競争じゃないよ』と言いたくなる」(27歳・未婚/教育)

高スペック彼との婚約が誇らしいのはわかりますが、それを吹聴するのは周りにとってもあまり気分がよろしいものではないようです。似たコメントで、「彼の人柄について聞きたいのに、『100万円の婚約指輪を買ってくれるって。結婚式場は芸能人の○○が挙げたところ』とか、指輪と式場の話ばかり。何のための結婚なの?」(26歳・未婚/教育)という人も。

■のろけ話のしすぎはNG
「のろけ話も最初のうちは盛り上がるネタになるから面白くていいけど、度が過ぎるといい加減こっちも辟易してくる。『優しい』とか『大切にしてくれる』とかから始まって『彼のことが大好き』くらいまでなら『ラブラブだね!』と返せるけど、それが繰り返されてそのうち『本当に運命の人』とか『彼のお嫁さんになるために私は生まれてきた』とかになってくるとそろそろこっちも苦痛で、『彼は世界一カッコいい』とかまで聞かされると、自分の彼が馬鹿にされてる気もしてきて『はあ?』ってなったことがあります」(33歳・既婚/アパレル)

幸せフィルターがかかると周りが見えにくくなるものです。「途中で他の人が話し始めても、強引に自分の話に戻す子」(29歳・既婚/IT)というコメントもありました。プロポーズ報告とはいえ、「独演会」になってしまうのはNG。

■幸せそうじゃない
「自分は未婚ですが、先日の女子会でプロポーズ報告した子があまり嬉しそうな感じではなくて、みんなに『その結婚大丈夫なの?』と心配されていました。昔から控えめな子だったから、プロポーズ報告もあんなテンションだったのかなと思うけれど『彼の両親とはうまくやっていけなさそう』『もう5年も付き合ってるから結婚するしかないよね』とかネガティブフレーズばかり。周りを不安がらせちゃったら申し訳ないので、自分が報告するときはちゃんと幸せいっぱいをアピールしたい」(24歳・未婚/飲食)

幸せアピールもやり過ぎるとウザがられるし、やらなさ過ぎると心配をかけるしで、さじ加減がなかなか難しそうです。

■「別に結婚したかったわけじゃない」アピール
「昔からプライドの高かった友人。女友達が結婚するたびに、『○○ちゃん、早く結婚したがってたもんねー』となぜか上から目線だったのですが、いざ自分が結婚するとなったら、『別に私は結婚したかったわけじゃないんだけど、プロポーズされちゃったから』『玉の輿って言われるけど、狙ってたわけじゃないし』。みんな心の中では、『そこそこ美人なのに、なんであんな冴えないおじさんと結婚したの?』って思ってるんだけど……」(34歳・既婚/IT)

「やっぱり結婚したかったんだ」と思われるのがイヤだったのでしょうか。本人が思っているほど、周囲は何も気にしていないものですが……。

一生に一度の報告ですから、ついつい熱が入ってしまうのは仕方ありません。でも、周囲を不快にさせるような報告はやっぱりNG。周囲も「話を聞きたい」と思っているでしょうから、「簡単な報告だけして、質問をされたら答える」ぐらいの温度感がさっぱりしていていいのかもしれません。

(藤井弘美+プレスラボ)


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