コレジャナイ...! 好みの婚約指輪がもらえなかったら、どうする?

一生に一度のプロポーズ。どうせならロマンチックに、婚約指輪を渡されプロポーズされたいですよね。しかしプロポーズには「卵が先かにわとりが先か」と同じくらい難しい問題、「プロポーズが先か、それとも婚約指輪を選ぶのが先か」という問題があります。もしもプロポーズ前に自分のほしい指輪のイメージを彼氏に伝えておかなかった場合、なんとプロポーズで「自分のほしくなかった指輪を贈られてしまう」という危険性も! そこで実際にプロポーズで渡される指輪に、どの程度の人が満足しているのか、指輪をもらったことがあるという女性に聞いてみました。

■希望していた指輪と、プロポーズされたときに贈られた指輪は同じでしたか?

同じものだった……22.7%

近いテイストだった……30.3%

違った……7.3%

そもそも指輪をもらえなかった……39.7%

残念ながら、プロポーズで「そもそも指輪をもらえなかった」が39.7%ともっとも多く、次いで「近いテイストだった」(30.3%)、「同じものだった」(22.7%)と回答数が多い結果となりました。ちなみに「違った」というケースの場合、その敗因は一体どんなところにあったのでしょうか? 詳しく聞いてみましょう。

●彼氏にセンスがなかった

「センスがないから……悲しいかな、私と好みが違って、彼はアメカジ好きなのです」(28歳/女性/ホテル・旅行・アミューズメント)

「男のセンスがなかった」(23歳/女性/医療・福祉)

そもそも彼氏に指輪を選ぶセンスがなかった場合、彼氏任せにしてしまうとロマンチックなプロポーズシーンが台無しになってしまう恐れも。しかもこのお二方の場合は、プロポーズ前に彼に「このブランドがいい」「こんなデザインが好み」などの、婚約指輪の希望を彼氏に伝えていなかったようです。センスのない彼氏に指輪選びを一任してしまうと、せっかくの記念日が残念な思い出に変わってしまう可能性も!?

●指輪を買ってくれたのが、祖父母だった

「買ってくれたのが義理の祖父母だったため」(34歳/女性/医療・福祉)

義理の家族が指輪を購入してくれたというケースの場合も、やはり世代間ギャップのせいか、デザインや色・素材などを含めて自分の思い通りの指輪がもらえないことがあるようです。世代間のセンスの差は大きいのかもしれません。

●代々受け継がれてきた指輪だった

「代々受け継がれているものだから」(25歳/女性/小売店)

また代々受け継がれてきた指輪をプロポーズで贈られた、という女性もいました。この場合は、考えようによってはロマンチックな指輪の贈り物かもしれませんね。ただし「指輪をもらったら、結婚後もずっとはめていたい」という女性や「普段使いしながら、指輪をみんなに見せびらかしたい」と思っていた女性にとっては、その歴史と気持ちが重すぎる可能性もありそうです。

●彼氏のデザインした指輪だった

「相手がデザインしたものだったから」(28歳/女性/ホテル・旅行・アミューズメント)

さらに彼氏がデザインしてくれた指輪だったため、自分の希望通りにとはいかなかったという女性もいました。さらにこの女性の場合もデザインの希望は前もって彼氏に伝えていなかったよう。自作の指輪は彼氏のセンスに頼らざるを得ず、少々リスクが高いかもしれません。

●希望通りの指輪をもらうなら、プロポーズ<婚約指輪

「あらかじめ欲しい指輪を3つのブランドに絞って、彼と一緒にお店を回った。それぞれの指輪の品番をかいてもらい、3つの中から彼が決めるようにしたため」(30歳/女性/医療・福祉)

「デートのときに立ち寄ったお店で、彼氏に希望のブランド名やデザインなど指輪のテイストを事細かに伝えたから。彼氏はそのときを覚えていてくれた」(29歳/商社・卸/営業職)

「最初から希望は出しておらず、プロポーズされてから一緒に指輪を買いに行った」(34歳/商社・卸/事務系専門職)

希望の指輪を彼氏からもらうには、交際中から彼氏にそれとなく自分の希望する指輪のブランド名やデザインを伝えておくと、プロポーズ時に期待通りのものをもらいやすくなるようです。もしくは、プロポーズ後に一緒に購入する、というのもひとつの方法かもしれません。

■まとめ

プロポーズとともに、もしも希望通りの指輪をもらいたいなら、「指輪をもらう」という前提で彼氏と話し合いをしなくてはならないため、女性側からこの話を提案するのがむずかしい一面もあります。ただしこの話し合いをしておかないと「いつも、希望通りのものをくれないので、なんとなく不穏な空気になります。でも、婚約指輪は安いものではないので、不機嫌になるわけにもいかず、うれしいふりはしたけど内心がっかりしました」(28歳/女性/学校・教育関連)というこの女性の意見のように、せっかくのプロポーズががっかりな経験になってしまう可能性も。

プロポーズは、これからの長い人生で度々振り返ることになる大切な思い出。そんな自分の人生を決定づける重要なシーンで、妥協したり後悔したりすることだけはなるべく避けたいものですね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年6月にWebアンケート。有効回答数300件(22歳~34歳の働く女性)


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