プロポーズの最適解⁉ ダイヤモンドルースを贈るプロポーズ。ルースから作る婚約指輪のメリットとは?

プロポーズの際に、指輪ではなくダイヤモンドのルース(裸石)を贈る「ダイヤモンドプロポーズ」や、ご家族から受け継いだ指輪をリメイクした婚約指輪など、婚約指輪をルースから作る方法を知っていますか? この記事では、そもそもルースとはなにか、ルースから指輪を作る方法やそのメリットをご紹介します。指輪のデザインや、両親や義母から受け継いだ指輪のリメイクに迷っている方はこの記事を参考に、ぜひ選択肢に加えてみてくださいね。

そもそもルースとは? ルースについて詳しく知ろう

ルースとは、宝石が原石からカットされ、研磨されたもの指し、裸石(はだかいし)とも呼ばれています。簡単に言えば、アクセサリーの台座や枠にセットされていない石だけの状態です。普段お店で販売されているけ婚指輪や婚約指輪は枠に宝石がセットされ、完成されたものがほとんどです。
しかし、ダイヤモンドをはじめ様々な宝石はルースのみの状態で販売をされており、購入することができます。
販売されているルースはすでに美しくカットや研磨がされており、アクセサリーにする際には石を加工することはほとんどないため、宝石の価値はルースの状態で決まるといわれています。

失敗しないプロポーズとしても注目! ルースからこだわる婚約指輪の作り方

ジュエリーに詳しくない方にはルースから作る指輪のイメージが湧きづらいかもしれません。ここではルースから婚約指輪を作る方法と実際の流れをご紹介します。

ルースを用意する方法



①ルースをお店で購入する
まずはじめに、婚約指輪のためにルースを購入する方法です。プロポーズの際に男性が指輪ではなくルースを贈るこの方法は「ダイヤモンドプロポーズ」とも呼ばれ、新しいプロポーズの形として注目されています。

②手持ちのアクセサリーのルースをリメイク
婚約指輪を母親や義母から譲り受ける、という方もいるのではないでしょうか。そのままのデザインで使い続けるのも、もちろんステキですが、リメイクして自分に似合うように作り変える、というの手も。

ルース持ち込みで指輪を作る一般的な流れ



ルースを購入する場合と、リメイクする場合によって違いがありますが、ルースを持ち込んで指輪を作る一般的な流れは以下の通りです。

1.指輪に使うルースを準備
2.ジュエリーショップへ、ルースを持ち込み
3.お店の人と製作の流れや要望を打ち合わせ
4.見積もり・デザイン決定
5.完成


リメイクする場合はここにルースの鑑定や下取りが加わります。いつまでに完成してほしいのか、納期も気にしながらお店選びやプロポーズの準備をするのがいいですね。

失敗知らずで安心! ルースから婚約指輪を作るメリット

婚約指輪は、彼女に絶対喜んでもらえるものを贈りたい! という方にはルースから作る方法がオススメです! ここでは理想もこだわりも叶えられる、ルースから婚約指輪を作るメリットをご紹介します。

●サイズの失敗やデザインの好みを外す心配がない!
彼女にピッタリのサイズやデザインの指輪を選ぶのは難易度の高いミッションです。ルースを贈るプロポーズは、指輪のデザインを彼女と一緒に選べるので「サイズが合わなかった」、「好みじゃなかった」といわれる心配がありません!彼女好みの指輪が贈れると思えばプロポーズも安心です。

●サプライズプロポーズをしやすい!
ルースを贈る場合はサプライズプロポーズがしやすいのもポイントです。デザインの好みや指のサイズをリサーチする必要がないため、サプライズ計画に気づかれてしまうリスクをぐっと下げることができます。さらに、「デザインは自分で選びたいけど、指輪をもらうシチュエーションにはあこがれる」という女性もいらっしゃいます。指輪のようにルース箱を差し出せば、ロマンチックなプロポーズを演出することができますよ。

●ご家族からルースを受け継ぐことができる
ルースから指輪を作る場合は、ご家族からルースを受け継ぐことも可能です。ヨーロッパなどでは家族の「愛の証」として、代々宝石を受け継いでいくという風習があり、日本でもお母様の婚約指輪を娘さんに譲りたいという要望は多いそう。ご家族から受け継いだルースで作った婚約指輪は家族の絆を深める特別なものになりますね。

ルースを持ち込む前に知っておきたいポイント

ルースから指輪を作る際にはおさえておきたいポイントがあります。事前にきちんと準備や下調べをして、二人にとって理想の指輪を作りましょう!

●事前に予算やデザインを決めておく
ルースからフルオーダーで指輪を作る場合、デザインのこだわり次第で予算を大幅に超えてしまう可能性も。指輪全体にかけられる予算とデザインのイメージはショップに持ち込む前に二人で決めておくことが重要です。

●ルースの持ち込みが可能なショップを調べておく
ジュエリーショップの中には、ルースの持ち込みができないショップもあります。
彼女に好きなジュエリーブランドがある場合などは特に、ルースの持ち込みに対応しているか調べておくのがよいでしょう。

●何店舗か見積もりをとって料金を比較する
持ち込み料や作業工賃など、ルースを持ち込んだ場合の料金はショップによって大きく変わります。納得のいくデザインにするためにもいくつかの店舗で相見積もりとっておくのがオススメです。

●ショップの評判や口コミは要チェック
大切な宝石を預けるのですから、ショップ選びは慎重に。事前にショップにまつわる口コミや評判も確認しておきましょう。デザインや料金など、自分たちがこだわりたい要素に強いお店かどうかもみておくと納得のいく指輪作りができますよ。

●譲り受けたルースは品質を確認
長年使われた指輪のルースはどうしても曇り、傷がついてしまいます。ある程度修復することは可能ですが新品より輝きが落ちるため、ご家族から譲り受けたルースを使う場合はそうした傷も味わいの一つ、と理解しておきましょう。

まとめ

婚約指輪は特別な贈り物だからこそ、お相手に喜ばれるものにしたいですよね。
どんな指輪を贈ればいいか迷っているという方はルースから指輪を作ることも選択肢に加えてみてはいかがですか?一生懸命選んだものや、ご家族から受け継いだものなど、想いのこもったルースから指輪を作っていく時間はふたりの思い出になりますよ。


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