婚約指輪(エンゲージリング)を贈る意味とは? 歴史や現在のカップルの価値観など、婚約指輪の基本を解説

婚約時に、「婚約指輪はなんで必要なの?」「もらっても意味ないのでは?」と感じる人もいるでしょう。そこでここでは、婚約指輪の本来の意味・役割や歴史、現在のトレンドまでご紹介。婚約指輪を買おうと思っている人も、悩んでいる人も、まずは婚約指輪を贈ることの背景から学んでみてはいかがでしょうか。
目次
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婚約指輪(エンゲージリング)とは?
- ■婚約指輪を贈る意味・役割を知ろう
- ■婚約指輪の歴史・由来は中世ヨーロッパから
- ■婚約指輪が日本で広まった経緯
- ■変わりゆく現代の価値観やトレンドとは
- ■左手薬指にはめる理由とは
- ■宝石がついているのは何故? 種類によって異なる意味をチェック
- ■相場や人気ランキング、来店予約など
婚約指輪(エンゲージリング)のギモン
婚約指輪を買うなら……
婚約指輪を贈る意味・役割を知ろう

そんなイメージが先行しますが、そもそもなぜ婚約指輪をパートナーに贈るのか、本来の意味などを解説します。しっかり理解してから贈る・もらうと、より大切になるはず。
①婚約状態をカタチで表す
婚約している段階では、明確な法的ルールなどは存在しません。そのため口約束の状態ですが、婚約指輪があることにより、「婚約している」という状態を周囲に明示することができます。
≫「婚約」ってどんな状態? 婚姻成立の方法や、入籍までの流れをご紹介
②婚約の記念となる
婚約指輪は、「婚約」というふたりの人生における大きな節目の記念品となります。また、高価な指輪を贈ることにより、婚約の意思が明確になります。
③資産になる
婚約指輪には高価なダイヤモンドなどがついていることが多いため、資産価値が比較的高い傾向があります。また、アーム部分をリフォームすれば、子孫代々受け継ぐことも可能。家族の歴史を紡いでいくことができます。
≫資産価値が落ちない、婚約・結婚指輪の選び方
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婚約指輪の歴史・由来は中世ヨーロッパから

その後の古代ローマでは、結婚よりも婚約が重視されており、その誓いの儀式に鉄の輪が贈られたことから、婚約指輪を贈る習慣が始まったという説もあります。
≫知ればグッと選びやすくなる! 婚約指輪と結婚指輪の歴史
婚約指輪が日本で広まった経緯

特に、ダイヤモンドの輸入が解禁された高度経済成長期の頃には、今でも根強い人気の立て爪タイプのダイヤモンドリングが一般的となりました。1980年代にはダイヤモンドを取り扱う企業の一つであるデビアスが、「婚約指輪は給料の3ヶ月分」と謳う宣伝をスタート。これにより、日本国内では長い間婚約指輪を購入するときの目安として知られることになりました。
ダイヤモンドはその固さから「固い絆」「永遠の愛」を象徴し、また無色透明な輝きは純粋さを示すため、女性たちのあこがれとなりました。 近年では、立て爪タイプに限らず、エタニティリングや誕生石を使ったリングなどデザインや素材も多様化し、予算やライフスタイルに合わせて自由に選べるようになっています。
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変わりゆく現代の価値観やトレンドとは

ただし、婚約指輪を購入したカップルのうち「ふたりで店舗に行った」が58%という結果も。「ひとりで行った」の37%と比較すると、パートナーの意見も尊重してふたりで選ぶケースが、最近では多いようです。
また、サプライズで渡したいけれど「サイズが分からない」「好みのデザインか不安」という人向けに、プロポーズリングやルースというサービスも。
●プロポーズリング
プロポーズ専用のリング。ダイヤモンドだけ先に購入し、仮のアームにセットしてプロポーズ時に使用後、ふたりで店舗にきて好みのデザインの指輪にダイヤモンドをセットすることができます
≫プロポーズリング特集
●ルース
ダイヤモンドのみのこと。一粒のダイヤモンドでプロポーズした後に、好みのデザインの婚約指輪をふたりでセレクトし、セットすることができます。
≫プロポーズの最適解⁉ ルースから作る婚約指輪のメリットとは?
※調査:インターネット調査 2024/7/29~7/31
対象:2023/7~2024/6に結婚した20~49歳男女 1160名
左手薬指にはめる理由とは

心臓につながっている左手の薬指は、「愛のパワーが流れている」と考えられていました。永遠に愛し合うことを誓うために、左手の薬指に指輪をするようになったのです。さらに、薬指には「創り出す力」が宿るとも言われていて、円満な新しい家庭を築きたい願いも込められています。
結婚指輪も左手薬指につけるため、両方つける場合は重ね付けとなります。重ね付けした際の見た目にもこだわってセレクトしてみてはいかがでしょうか。
≫婚約指輪と結婚指輪を重ね付けしよう! 付ける順番から人気ブランド、選び方までご紹介
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宝石がついているのは何故? 種類によって異なる意味をチェック

ローマ帝国皇帝になるマキシミリアン大使がブルゴーニュの公女マリーに結婚を申し込んだ際、ドイツのモロルティンガー博士が「不屈の力」「永遠」を意味するダイヤモンドを贈るようアドバイスしました。それ以来、ダイヤモンドは「永遠の愛の象徴」として使われるようになったのです。
現代においてはダイヤモンドは希少性が高く、資産価値もあるため、より婚約指輪にふさわしい宝石として選ばれ続けています。
≫【カラット別大きさ比較!】ダイヤモンドのサイズはどう選ぶ?
≫ダイヤモンドを選ぶ際は「4C」を意識してみよう
ただし、婚約指輪は必ずしもダイヤモンドでなくてはならない決まりはありません。
たとえばダイヤモンドの次に硬く“宝石の女王”と呼ばれるルビーや、「一途な想い」という意味をもつサファイア、「夫婦愛」の象徴であるエメラルドなどもオススメです。
≫【カラーストーンの魅力】自分らしさを大切にする花嫁に選ばれる色石のウエディングリング
さらに、上品な光沢が魅力のパール(真珠)を使用した婚約指輪もオススメ!
≫パール付きの婚約指輪を一覧で見る
相場や人気ランキング、来店予約など

●みんないくらの婚約指輪にした? 相場をチェック
「婚約指輪の相場は【給料3カ月分】」って聞いたことがあるけれど、実際のところみんなどのくらい払っているの? と気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで、マイナビウエディングでは婚約指輪を購入した先輩カップルに大調査! リアルな費用相場や人気ブランドランキングなどは下記よりチェック✓
≫年代別の費用やブランドランキングなど、婚約指輪の費用について詳細はコチラ
●婚約指輪のブランド、何にすればいい?
指輪のブランドを調べ始めると、たくさんあって迷ってしまいますよね。そこで、マイナビウエディングではランキング形式で人気のブランドをご紹介! ぜひ参考にしてみてください。
婚約指輪ブランド 人気ランキング
●婚約指輪のデザインを選ぶポイントとは
婚約指輪の基本デザインは、ソリティア(ソリテール)・メレ・パヴェ・エタニティの4種類。下記記事でそれぞれの特徴をおさえて、ぴったりの婚約指輪を選びましょう。
≫婚約指輪の人気ブランド比較や、選び方から購入まで徹底解説!
≫占星術×顔タイプでわかる! 婚約指輪診断
●指輪を選ぶなら、まずは来店予約を
比較しながら指輪を選ぶ際は、まずはそれぞれのショップに来店予約が必要。マイナビウエディング経由での来店予約は、電子マネーがもらえたり限定特典があったりと、オトクなポイントが多数! 上手に利用して指輪探しをしてみてくださいね。
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