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披露宴 結婚式準備
【席次例あり】結婚式の席次・席順の決め方は? マナーやパターン別まで徹底解説!

結婚式の準備で頭を悩ませるもののひとつに披露宴の席次があります。職場の序列をはじめ、親族や友人同士の人間関係など、結婚式では考慮しなければならないことがたくさんあり、途方に暮れてしまうことも……。でも、大切なのはゲストが楽しく過ごせるがどうか。ここでは、披露宴の席次・席順の決め方やマナー、注意したいポイントについてご紹介します。
目次
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【パターン別席次のルール】で基本をおさえる
- ■基本レイアウトを知ろう! 上座下座etc
- ■〈関係性別〉配席のポイント
- ■〈テーブルの形別〉一般的な席次例 └ 丸テーブル散らし型 └ 長テーブルくし型
- ■【席次の決め方】4STEP
- ■親族のみの少人数結婚式の場合
- ■両家の人数がそろわない場合
- ■同グループが1テーブルに入りきらない場合
- ■小さな子どもを連れたゲストの場合
- ■お年寄りや体の不自由なゲストの場合
- ■知り合いが誰もいないゲストの場合
- ■その席は快適? 広さや視界などをチェック
さっそく席順を決めていこう
こういう時、どうしたらいい? マナーやポイント
基本レイアウトを知ろう! 上座下座etc
さまざまな大きさ、形の披露宴会場がありますが、どのタイプの会場においても共通するのは、下記の2点。最初に基本をおさえてから、席次を考えていきましょう。●新郎側/新婦側ゲストの位置
新郎新婦が着席するメイン席(高砂)に向かって、左側に新郎のゲストを、右側に新婦のゲストを配置するのが基本です。
基本的に、向かって左に新郎、右に新婦が着席するというルールがあるため、ゲストもそれにならって着席します(婿入りの場合は逆になるケースも)。

●上座・下座の位置
会場全体でみると、新郎新婦に近い席が上座、遠い席が下座となるため、基本的に前の席が上座(上席)、後ろの席が下座(末席)となります。

同じテーブル内では、メインテーブルに近い順で決まるため、最前&会場中央側が上座となります。

テーブルタイプ別の一般的な席次は下記にて詳しくご紹介します。
オトクな来館・成約特典がある会場特集
〈関係性別〉配席のポイント

そこでここでは、一般的な席次ルールを関係性別にご紹介! ぜひ、席決めの参考にしてみてくださいね。
●主賓:一番上座に
主賓とは、ゲストを代表して新郎新婦に祝辞の挨拶を述べる人のこと。ゲストの中で最も格が高く、会社の上司や恩師に依頼することが多いです。
主賓は、新郎新婦から一番近い上座(上席)に配席することが一般的です。
≫結婚式の受付やスピーチ、余興をお願いするときのマナー
●会社関係:上座に、役職順で
会社関係のゲストは、上司なども含まれる際は上座に。その際に、テーブル内の配置は基本的に役職順に上座から配置するのがベストです。
ただし、関係性等を考慮して、調整してもOK。
●友人:堅苦しく考えなくてOK!
友人ゲストは、主賓や会社関係よりは下座、家族や親族よりは上座でお迎えしましょう。テーブル内の席順は堅苦しく考えなくても大丈夫! それぞれの関係性などを考慮して、グルーピングしてみて。
▽子連れや1人参加など、配慮したいポイントとは
●家族・親族:一番下座に
新郎新婦の家族・親族は、一番下座(末席)のテーブルとされています。その中でも親や兄弟など関係性が高い人はより下座に、親戚や年配者は上座にします。特に、父母は下座のテーブルの中でも一番末席に座ります。これは、家族や親族は「結婚式をひらいてもてなす側」であるためです。
なお、会費制ウエディングを行う北海道や東北などでは、上座に家族や親族が座るのが一般的です。
≫結婚式当日の親の役割とマナー、挨拶まわりのタイミングは?
〈テーブルの形別〉一般的な席次例
披露宴の席次・席順は、テーブルのスタイルによって決め方が異なります。結婚式では丸テーブルをバランスよく配する「丸テーブル散らし型」と、長テーブルをつなげた「長テーブルくし型」が一般的です。どちらのテーブルを使用するかは、披露宴会場によってある程度決まっています。テーブル配置や1卓の着席人数も決まっている場合が多いですが、微調整は可能なので、変更を希望する場合は相談してみるといいでしょう。
※席次の数字は小さいほど上座になります
●丸テーブル散らし型

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
複数の丸テーブルをランダムに配置する「丸テーブル散らし型」は、多くの結婚式場、披露宴会場で採用されているレイアウトです。このレイアウトは、1テーブルに座る人数やテーブルの数、大きさなどを調整することにより、比較的幅広い人数に対応できるのが特徴です。
円卓で同じテーブルについたゲスト全員の顔が分かるので、テーブル内で話が弾みやすく、テーブル対抗のゲームなども行いやすいので、楽しい雰囲気の披露宴にしたいという人にオススメです。
そんな丸テーブルを使用した席次・席順例はこちら。

新郎新婦が座るメインテーブルに向かって左が新郎側、右が新婦側になりますが、両家で招待客数に違いがある場合は、相手側のスペースに食い込んでも構いません。
▽新郎新婦で招待人数に差がある場合はどうする?
80名~の大人数ウエディングがかなう会場特集
●長テーブルくし型

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
同じ面積の会場なら、「丸テーブル散らし型」よりも多くの人数を収容できるのが、この「長テーブルくし型」。晩餐会のようなクラシカルな雰囲気にもなるので、格式高い披露宴にしたいと考えるのなら、このタイプを選んでもよいでしょう。
そんな長テーブルを使用した席次・席順例はこちら。

長テーブルなら、連続性のあるダイナミックなテーブル装飾も可能ですので、フォトジェニックな結婚式を、と考える人にもオススメ。ただし、ゲスト同士で少し話しづらいというデメリットがあります。
ハイクラスの結婚式場を探す
≫『シーティングチャート』でゲストをエスコート♪ 真似したいアイデアもご紹介
【席次の決め方】4STEP
●STEP1:グルーピング
招待状の返事が戻り、結婚式・披露宴のゲストが確定したら、最初に行っておくといいのがゲストのグルーピングです。
新郎側新婦側でそれぞれ、父方の親戚、母方の親戚、仕事関係、大学時代の友人、高校時代の友人、幼なじみ……というように、属性別にゲストをざっと分けておきます。
このときポイントとなるのは、互いの面識や親密度。たとえば、同じ会社関係者だとしても、現在一緒に仕事をしている人、かつての部署で一緒だった人、同期の仲間ではそれぞれ親密度が異なり、違うグルーピングをする必要がある場合も。
グルーピングができると、どのグループがどれくらいの人数かが分かり、グループごとに何テーブル必要なのか、他のグループと相席する必要があるかなど、おおよその席次・席順の目安がつきます。
●STEP2:親・親族→主賓・職場関係→友人の順で席を決める
上記の通り、ふたりとゲストの関係性をもとに、配席していきます。親族の席順で悩んだら親に相談しつつ決めましょう。
●STEP3:最終調整
ゲストの人数差や関係性を考慮しつつ、席を決定します。
●STEP4:席次表に反映する

席が確定したら、席次表に情報を反映しましょう。席次表にはゲストの肩書も必要です。失礼のないように、下記の記事をチェックしてから対応してみてくださいね。
≫席次表の肩書きはどうする? 親族や職場などゲスト別の書き方から面白いアイデアまで徹底ガイド
≫【定番~面白系】席次表プロフィールの質問項目100例|真似したい先輩カップルの実例付き
親族のみの少人数結婚式の場合
30名以下の少人数結婚式の場合、参加するゲストが親族メインとなることが多いでしょう。また、テーブルが一卓だったりと、大人数帯の結婚式と異なる点が多いです。親族のみの場合は、新郎新婦の親が一番末席に、上座は年長者や遠い親族を配席することが多いです。少人数結婚式にオススメのテーブルの形や、席次例を下記にて解説していますので、要チェック!
≫【少人数結婚式】費用や流れを人数別(親族のみ・親しい友人も)でご紹介! カップル事例も多数
両家の人数がそろわない場合
新郎新婦でゲストの数に差がある、というケースも少なくないでしょう。メイン席の左側半分が新郎ゲスト、右側半分が新婦ゲストというのはあくまでも基本のルール。招待客数に開きがある場合は、
・相手側のスペースにまたがって混在席を作る
・1テーブルあたりの椅子の数を減らして調整
・共通の知り合いを、招待数が少ない側のゲストとして招待する
なども可能です。下記は一例なので参考にしてみてくださいね。
●スペースは半々でなくてもOK! 混在席を作る

●1テーブルあたりの椅子の数を減らして調整

●共通の知り合いを、招待数が少ない側のゲストとして招待する

また、同テーブルに両家のゲストが同席しても問題ありません。その際は、両家のゲスト同士で話が弾みやすいメンバーを選び、テーブルの右側を新婦ゲスト、左側を新郎ゲストにあてるといいでしょう。
同グループが1テーブルに入りきらない場合
たとえば、高校時代の友人7人を招待するとします。ですが、1テーブルの最大着席人数が6人。こんな時は6人を同じテーブルに、残り1人を違うテーブルに……ということは避けたいもの。3人と4人などというように分けて、他のグループと相席に。同じグループで1人だけ仲間はずれにならないよう気を付けましょう。また、相談次第では式場側で席を追加してもらえることも。

小さな子どもを連れたゲストの場合

ウェディングスホテル・ベルクラシック東京
小さな子どもを連れたゲストの場合は、すぐに披露宴会場外へ出られる席の方が何かと便利です。また、音響設備が近いと大きな音に驚いてしまう赤ちゃんも。そのため、上座下座は考えず出入り口に近い席などでもOK。
赤ちゃん連れの場合は、可能なら会場側に頼んでベビーベッドやプレイスペースなどを用意してあげると喜ばれます。
≫子連れで結婚式にお呼ばれしたら? ご祝儀や服装など参列マナーについて解説
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お年寄りや体の不自由なゲストの場合
小さな子ども連れゲスト同様、お年寄りや体の不自由なゲストも出入口に近い席がやはり便利です。車椅子のゲストがいる場合は、会場内・外の導線をしっかり事前に確認し、席を決めるとよいでしょう。ただ、出入り口にあまりに近過ぎると、人の出入りが煩わしかったり、快適な室温が保たれなかったりと、かえって負担になってしまうこともあるので、本人や付き添いの人、結婚式場スタッフとも相談し、心地よく過ごせる席を手配しましょう。
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知り合いが誰もいないゲストの場合
知り合いが誰もいないゲストは、年齢が近い、趣味や好みが似ているなど、話が合いそうな人の隣に席を取るようにするといいでしょう。隣の席になる人には事前に、お隣のゲストが一人で参列していることと、どういった人柄なのかを伝え、なるべく話しかけて欲しい旨をお願いしておきます。≫知り合いのいない友人を結婚式に呼んでもいい? 新郎新婦ができる配慮5つ
その席は快適? 広さや視界などをチェック

席によっては、人数が多くてせまかったり、前の人や装花がかぶってスクリーンが見えづらい、なんてことも……。実際に会場でゲスト席に座り、ゲストが快適に過ごすことができるか、事前に確認しましょう。
≫結婚式ムービー・動画の種類や自作ポイント、オススメBGMなど基本を解説!
まとめ
結婚式の席次を決めるのはなかなか大変な作業となりますが、まずは基本ルールに則って決めていくことをオススメします。基本ルールでは解決できないケースには、「このゲストにとって居心地よく過ごせる席はどこか?」と考えて決めていくことが大切。席次・席順にはくれぐれも気配りし、ゲスト全員が楽しく過ごせる披露宴を目指してください。
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