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結婚式とは? 披露宴との違いや、結婚式のスタイル・実施率など【結婚式のキホン】

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結婚式といえば、チャペルで永遠の愛を誓うシーンや、上司・友人を招いて行う披露宴を思い浮かべますよね。また、近年では結婚式として立食でのお披露目パーティや家族・親族のみのアットホームな会食を検討する人などさまざま。そこで、「結婚式」とは何を指すのか。また、よく言う「結婚披露宴」との違いとは。さらに結婚式として先輩夫婦が行ったことや、結婚式のスタイルなどを徹底解説。これから結婚式の準備をはじめるカップルは、これを読めばふたりの理想の結婚式がきっとイメージできるハズ。
※この記事は2017年12月時点の情報を元に作成されています。

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「結婚式」とは、ふたりが結婚の誓い立てる儀式のこと

一般的に、結婚式とは結婚を誓う儀式のこと。いわゆる「挙式」=「結婚式」とされています。それに対して、挙式の後に行われ、ゲストを招いて食事や余興を行う会を「結婚披露宴」と呼びます。

これは日本における結婚式の歴史が関係しており、1900(明治33)年に、のちの大正天皇と貞明皇后の「結婚の儀」として行われた神前式が、こんにちの結婚式の始まりと言われています。その後、東京大神宮(東京都千代田区)が1926年(大正15年/昭和元年)に、神前式での「結婚式」を民間の人たちでも行えるようにしたことが世間に広まっていったきっかけのようです。

ただ、実際に「結婚式と聞いてイメージすること」を25~40歳の女性205名に聞いたところ、

Q.「結婚式」と聞いてイメージすることを以下の中から選んでください
・チャペルや神社などで結婚を誓う「儀式」のこと・・・71.7%
・ゲストと一緒に食事や余興を楽しむ「披露宴・会食・パーティ」のこと・・・77.6%
・ウエディングドレスやタキシードなどの「婚礼衣装で写真を撮る」こと・・・43.9%


僅差ではありますが、結婚式=結婚披露宴をイメージしている人が多いという結果に。また、挙式と披露宴両方をイメージした人も55%おり、2つのイベントを併せて結婚式と考えている人も半数以上いました。結婚式のスタイルの多様化とともに、結婚式のイメージも人それぞれということが分かります。

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結婚式(挙式・披露宴)をした割合と、その理由は?

次に、結婚式をした人の割合と、結婚式として行った内容をみてみましょう。25~40歳の既婚女性に調査を行ったところ、結婚式をした人は全体の83.4%。さらに、結婚式をした人のうち、実際に行った内容は、「挙式と披露宴の両方」が最も多い結果に。理由として「挙式と披露宴にあこがれがあった」「定番だから」などが挙げられました。一方で「挙式のみ」は19.9%で、「海外で行った」「ゲストが家族のみだった」などが挙げられました。

 ・挙式と披露宴の両方を行った・・・78.3%
 ・挙式のみ行った・・・19.9%
 ・披露宴のみ行った・・・1.2%
 ・その他・・・0.6%


「挙式と披露宴の両方を行った」理由
・「挙式」「披露宴」にあこがれがあったから(32歳/静岡県)
・一生に一度の大イベントなので全てちゃんとやりたかった(33歳/山口県)
・結婚式と言ったら、挙式と披露宴のセットが多いイメージ(29歳/東京都)
・「挙式」と「披露宴」を行うのが定番だから(30歳/神奈川県)

「挙式のみ行った」理由
・海外で挙式をしたため(35歳/福島県)
・家族だけでシンプルに結婚式をしたかったから(29歳/茨城県)
・大勢の人の前に立って目立ちたくなかったから(34歳/奈良県)

挙式の種類は?教会式、神前式、人前式、仏前式の4つを紹介

挙式(結婚式)には、大きく分けて教会式(チャペル式)、神前式、人前式、仏前式の4つがあります。それぞれ儀式の内容が異なるため、ここではその特徴をご紹介します。

◆教会式・チャペル式
キリスト教の教義にのっとって執り行うキリスト教式は、多くの花嫁があこがれる人気の挙式スタイル。ホテルや専門式場等の敷地内に併設されているチャペルなら、誰でも挙げることができるのが一般的。一方の、利用がキリスト教徒の信者に限られている教会では、前もって結婚講座を受ける必要があるなど。
教会式(チャペル式)の魅力・式の流れ

◆神前式・神社挙式
和装を着たい花嫁や、伝統的な儀式にあこがれる大人カップルに支持の高い挙式スタイルです。神社での挙式のほか、ホテルや専門式場に併設された神殿でも神前式を行うことが可能。
神前式(神社結婚式)の魅力・式の流れ

◆人前式
近年注目されている「人前式」は、神様の代わりに参列してくれたゲストに結婚を誓うのが特徴。誓いを立てる場所も特に決まりや宗教色なく自分たちの言葉で誓いが立てられることから、ふたりらしい自由な挙式を挙げたいカップルにオススメです。
人前式の魅力・式の流れ

◆仏前式
仏前式とは文字通り、仏様の前で執り行われます。仏様や先祖に結婚の報告をして、ふたりが出会った縁やご先祖様に感謝の気持ちを伝えるのが主な儀式。仏前式では先祖のお墓がある菩提寺や、自宅に僧侶を招いて行えるほか、ホテルや専門式場で対応してもらえるケースも。

挙式(結婚式)と「披露宴」の違いは? 「1.5次会」「二部制ウエディング」「会食」などスタイルも多様化

次に結婚披露宴について、挙式との違いや、今注目の披露宴スタイルである「1.5次会」「二部制ウエディング」「会食」も見てみましょう。

挙式はゲストを招いて結婚の誓いや報告をする場なのに対して、「結婚披露宴」はゲストに新郎新婦をお披露目する場といった意味があります。食事やお酒でおもてなしをして、これまでの余興や演出で盛り上がるのも披露宴の特徴です。

そんな披露宴も、近年ではさまざまなスタイルが生まれています。たとえば、ご祝儀制ではなく会費制で行うカジュアルな「1.5次会」や、ゲストを入れ替えて二回披露宴を行う「二部制」、家族など少人数の「会食」などがあります。今回は、この3つについて違いをご紹介します。

◆1.5次会ウエディングとは
1.5次会とは、結婚披露宴ほど格式ばらず、二次会ほどくだけすぎない結婚のお披露目パーティのこと。海外挙式をしたカップルが、海外挙式には招待できなかった友人などを招き、結婚の報告とお披露目をする場として1.5次会を採用することが多いよう。なお、ご祝儀制ではなく、会費制が多いことも特徴です。
1.5次会とは?メリット・費用・段取りパーフェクトガイド

◆二部制ウエディングとは
二部制とは同じ会場で披露宴を二度行うことを指します。たとえば一度目の披露宴は家族や親族だけを招き、二度目の披露宴では友人・知人を招いてカジュアルに行うといったスタイル。招くゲストによって披露宴の雰囲気や演出を変えられる点が魅力です。

◆会食とは
家族のみや家族と親族だけの少人数で行う食事会を「会食」と呼ぶのが一般的。両家の顔合わせや親族紹介の意味合いが強いため堅苦しいイメージを持たれるかもしれません。ただ、近頃では親族・家族のみなど少人数でも利用できる挙式と会食がセットになったプランが多くの結婚式場で用意されています。少人数でアットホームな雰囲気で会食できる個室が利用できたり、披露宴で行うような演出を取り入れたりすることも可能です。家族・親族のみの会食での演出は親への感謝の手紙や花束贈呈など、家族の絆を深めるものがオススメです。
家族・親族のみでの少人数結婚式特集

二次会ってどういうもの?  実施率は?

披露宴が新郎新婦をお披露目する場としての意味合いが強い一方、その後に開催される二次会は、ふたりの結婚をみんなで祝福するのが一般的。そのため、結婚披露宴の主催者は新郎新婦または両家ですが、二次会は友人や同僚が主催者になります。

ちなみに、結婚式(挙式または披露宴)を行った人のうち、二次会も実施したのは【44.4%】と約半数 。実施しなかった理由は、少人数での結婚式や挙式・披露宴の準備で手がいっぱいだったという声が聞かれました。

◆二次会を実施した理由
・友人が開いてくれました(31歳/福岡県)
・挙式、披露宴に呼べなかった方にお披露目したかったから(37歳/愛知県)
・式や披露宴ではなかなかゆっくり話せないので(32歳/静岡県)

◆二次会を実施しなかった理由
・面倒だったから(32歳/千葉県)
・呼びたい人は披露宴に呼んだから(29歳/埼玉県)
・身内だけで行ったので(39歳/兵庫県)

【徹底解説】結婚式の二次会準備マニュアル

結婚式はしないけど、写真だけは残したい! 「フォトウエディング」

結婚式(挙式)や結婚披露宴をしない場合でも、「衣装だけは着たい」「記念の写真だけは残したい」といった理由からフォトウエディングを選ぶカップルもいます。フォトウエディングとは、結婚式の代わりにスタジオや屋外(ロケーション)でウエディングドレス&タキシードや和装姿で写真を撮影することを指します。

調査では、挙式・披露宴を行わなかった人のうち、「フォトウエディング」を行ったカップルは25.7%でした 。挙式や披露宴を行わなくても、花嫁の「ウエディングドレス」へのあこがれや、結婚をひとつの「節目」として写真だけでも残したいという思いは、昔も今も変わらないと言えるかもしれません。
人気撮影スポットや費用相場、撮影会社選びのコツは? フォトウエディング特集

結婚式? 結婚披露宴? 挙式のみ? ふたりの希望を整理して結婚式場探しを

結婚式について、その内容はさまざまであることをイメージいただけましたか。どんな結婚式にしたいかはふたりや両家の考えによりますので、まずは新郎新婦ふたりで希望を整理しましょう。「イメージがまとまらない」という方は、プロのコンシェルジュに相談ができる「マイナビウエディング チャット相談サービス」を使ってみて。ウエディングプランナー経験者など結婚式の専門家が、ふたりにぴったりの結婚式を紹介してくれます。
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※アンケート概要
調査期間:2017年11月2日~11月24日
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:マイナビニュース会員 25~40歳 既婚女性205名

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